1/1700 ゼネラルレビル 製作
■製作開始(2019.9.21)
次のお題は岡山のプラ板使い製「1/1700 ゼネラルレビル」です。
当日版権のガレージキットです。
依頼品なのでオーダーに従い製作します。
■洗浄
レジンキットはパーツ表面に離型剤が付いてますので、ポリデントを溶かしたお湯に漬け込みます。
この後、中性洗剤+クレンザーで洗います。
■乾燥
パーツを洗ったら食器乾燥機で乾燥させます。
■パーツ加工
このキットは個人成型のガレージキットなので、気泡やバリ、段差が有ります。
段差をナイフで削り、気泡やカケを瞬着パテで埋めます。
■仮組(2019.10.2)
大まかなバリを取ってアルミ線で繋ぎました。
このキットを作るのは2回目なので覚悟してましたが、全長40センチはやはりデカイです。
レジン製で重さもかなりあるので各部の接続はしっかり強度を持たせたいと思います。
■各部加工
キットは機銃が省略されており、台座しかモールドされてません。
この機銃を再現します。
まずは台座のモールドを切り飛ばします。
あとで機銃位置が分からなくならないように台座中央に穴を開けておきます。
台座は5ミリと6ミリの2種類有るため穴を開けるドリルの太さを変えておきます。
台座跡は位置決めのため少し残してますが、最終的には平らにします。
船体後部に付くエンジンブロックには段差が有る(左)のですが、反対側には有りません。
左右のモールドを揃えるために一辺両方ともモールドを削り落とします。
エンジンブロックを船体に付けてみるとエンジンノズルの付く面がフラットじゃ有りませんでした。
そこで思い切ってエンジンブロックの飛び出した部分を削り、プラ板を貼ってフラットにしました。
結構手間が掛かる作業ですが、ココの面をシッカリ出しておけば基準面になるので、今後の精度が出しやすくなります。
左右エンジンブロックと本体には隙間が有るので、ポリパテでコレを埋めます。
エンジンブロック側に離型剤としてサラダ油を塗ります。
ポリパテを練り、本体に塗ります。
エンジンブロックを押しつけポリパテをはみ出させます。
ポリパテが半硬化状態になったら一度外し、再び押しつけて完全硬化します。
硬化したらパーツを外し、洗浄して油を落としたら整形します。
削った部分をプラ板で再生しました。
プラ板で作ることで左右対称を出しやすくしてます。
左右エンジンブロックの縁も整形が酷かったので削り落とし、プラ板で再生しました。
船首内側カタパルトの基部は幅が狭いのでプラ板を貼り、幅増ししました。
カタパルト先端の台形モールドはすべて削り落とします。
カタパルト先端外側は凸凹してるので、ヤスリを掛け平らにしたらプラ板を貼ります。
MS格納庫のハッチ下部分は段差がキレイに出てないのと下端の切り欠きが雑なので一度平らにしてプラ板で作り直します。
MSカタパルト側面の窓は潰れてる箇所が有るので彫り直します。
ガイドテープを貼ってカーバイト等で彫ります。
窓の柱をプラバンで再現します。
船体左右のMSカタパルト側面の窓を彫り直します。
まずはケビキを使って窓上端のラインを彫ります。
窓の横幅を彫刻刀で彫ります。
下側は貫通させ平にします。
窓の下端に合わせプラバンを接着し仕上げます。
この様に窓の位置がパーツ端に近い場合は貫通させて埋めた方がキレイに仕上がります。
パーツの整形が悪いヤツは、窓を掘るとブツブツと気泡が出てきます。
こういった場合は少し深めに彫り込みます。
そこに薄いプラバンを貼って気泡を隠します。
MSカタパルト左右の段差は設定とラインが違うので修正します。
下が修正後です。
カタパルトは12個有るので結構大変です。
■ベース製作
ベースにはタミヤのディスプレイベース大を使いますが、ベースの一辺は垂直になってるのでプラ板で斜めにしました。
1/1700 ゼネラルレビル 製作2に続く
| 固定リンク
コメント