カスタムドリキャス制作
■PS2風制作(2024.3.5)
以前ドリームキャストを改造して別メーカーのゲーム機風にしたのですが、それと同様の物を制作依頼されました。
まずはPS2風を制作します。
ゲーム機を改造・塗装する為に分解します。
その時、一工程ごとに写真に撮っておきます。
以前、何も考えずに分解して組み立ての時に迷ったので、それを防ぐ為です。
ネジもどこのネジか分かる様に小分けしておきます。
PS2風ドリキャスにはMDプリンターで自作したデカールを貼っています。
残念ながら当時のデータは消失してましたので、昔作って貰った友人に再制作して貰います。
ロゴのサイズ確認にドリキャスをスキャンして友人に渡します。
以前PS2風ドリキャスを作った時は、フタの飾り部分をそのままに制作しました。
コレはカスタムドリキャスの最初だった為、塗装のみの変更に留めた為です。
しかし、PS2のフラットな上面を考えると埋めてしまった方がよりらしくなるかもと思い依頼主に提案した結果、埋める事になりました。
飾りのプラを外し、ポリパテを埋めました。
同じ理由でフタ周りの飾りも削ります。
状態が分かり易い様に黒サフを塗りました。
コントローラーのロゴはPSロゴをもじった物に変える為、瞬着パテで埋めました。
■洗浄(2024.3.22)
一通りの加工が終わったら洗浄します。
中性洗剤で洗い、よく乾かしたら塗装です。
■塗装(2024.3.29)
今回依頼されたカスタムドリキャスは全部で6台です。
今後のことを考え、バルサ板とアルミ線で治具を作りました。
コントローラー用も含め治具が揃いました。
手間は掛かりましたが次回からは楽になります。
全体に黒サフを吹きます。
今回制作するドリキャスは中古品なので傷のチェックもします。
今回制作するカスタムドリキャスの仕上げはつや消しと半つや消しなのですがデカールの密着度を上げる為、つや有り黒を塗ります。
PS2風ドリキャス用デカール印刷しました。
MDプリンターを使ってるので白も刷れます。
ロゴデザイン&データ制作は友人。
ありがとうございます。
デカールを貼る為の下準備です。
パーツの直線箇所を基準にマスキングテープを貼って位置決めします。
ロゴをコピーした物を当てて様子を見ます。
デカールは余白が有るので少し大きめにマスキングテープを貼ります。
フタのガイドテープ貼り、終わりました。
フタは形状が複雑なんで、手間が掛かりました。
デカール貼り終わりました。
デカールが乾燥したらマスキングテープを剥がして、デカールに定着液を塗って密着させます。
コントローラー端子パネルはグラデーション塗装で仕上げました。
デカールの上からクリアを吹きます。
クリアは薄く、何回にも分け吹き付けます。
クリアの厚みがある程度になったら1000番の紙やすりをかけ段差を消していきます。
段差が完全に消えるまで繰り返します。
デカールの段差を消したらクリアを上塗りします。
今回は半光沢とつや消しの2種を依頼されたので、それぞれのクリアを吹きました。
スイッチにはエナメル青で墨入れしました。